漢方薬によるニキビ治療

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漢方薬によるニキビ治療

ニキビの治療に当たっては、皮膚科でルリッド錠などの内服薬やディフェリンゲルなどの外用薬を処方してもらうほか、漢方薬を処方してもらうこともできます。

 

漢方薬とは

漢方薬というのは伝統中国医学の一種で、日本で独自に発展した漢方医学の理論に基づいて処方される医薬品のことです。複数の生薬を組み合わせることで、体の内側から治す力を高めようというものです。

※生薬
天然に存在する薬効を持つ産物から有効成分を精製することなく体質の改善を目的として用いる薬

 

ニキビ治療に使う漢方薬

ニキビ治療で使用される漢方薬の代表的な例としては「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」や「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょとう)」があります。ただ漢方薬の場合、ニキビがどのように、どの場所にできるかで使う薬の種類が異なります。ですから皮膚科の医師に相談し漢方薬の処方箋を出してもらうか、直接漢方薬局で相談することをお勧めします。

 

先ほど紹介した漢方薬「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」と「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょとう)」は漢方薬品メーカーである株式会社ツムラから第二医薬品として販売されています。

※第二医薬品
いわゆる一般用医薬品のことで、医師による処方箋を必要とせずに購入できる医薬品のことである。

荊芥連翹湯 

■荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
「荊芥連翹湯」は、『一貫堂(いっかんどう)』という漢方医学の一派が経験に基づき処方した漢方薬で、「蓄膿症」、「慢性鼻炎」、「慢性扁桃炎」、「にきび」に用いられています。
『ツムラ漢方荊芥連翹湯エキス顆粒』は、「荊芥連翹湯」から抽出したエキスより製した服用しやすい顆粒です。
参考ページ 株式会社ツムラ 荊芥連翹湯

十味敗毒湯 

■十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
「十味敗毒湯」は、『華岡青洲(はなおかせいしゅう)』という江戸時代の医師が考案した漢方薬で、発赤、腫脹、疼痛、熱感があったり、あるいは化膿し始めの「化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期」、「じんましん」、「湿疹・皮膚炎」、「水虫」に用いられています。
『ツムラ漢方十味敗毒湯エキス顆粒』は、「十味敗毒湯」から抽出したエキスより製した服用しやすい顆粒です。
参考ページ 株式会社ツムラ 十味敗毒湯

 

漢方薬の飲み方

漢方薬は生薬の組み合わせでできています。
ですから余計なものと混ざってはその効果を十分に期待できないこともあり得ます。

食前または食間に飲む

漢方薬は食前や食間の空腹時に飲むのが基本です。
空腹時は胃に余計なものがなく、漢方薬が吸収されやすくなるからです。
「食間」とは食事と食事の間のことで、食べている最中ではありませんのでご注意ください。

 

白湯(さゆ)で飲む

白湯(さゆ)とは、いったん沸騰させた湯をぬるく冷ましたものです。
沸騰させることによりカルキなどの不純物がとび、漢方薬の吸収が高まります

 

以上が「漢方薬によるニキビ治療」ですが、最後に大事なことなのでもう一度。
ニキビがどのように、どの場所にできるかで使う漢方薬の種類が異なります。
皮膚科の医師に相談し漢方薬の処方箋を出してもらうか、直接漢方薬局で相談しましょう。